ロシアのウクライナ侵攻が始まったころから、北海道でも肥料が高騰している。私は肥料のことは疎いが、北海道全体で農業の経営が苦しいとなると、気にならずにはいられない。肥料といえば、小学校の菜園で牛のたい肥を畑に一生懸命混ぜていたことを思い出す。ミミズがいると良い土になると教わっていた。肥料に必要とされる成分が何だったか思い出せなくて検索してみた。こんな記事を発見したり、農業もひとつの確立された学問なのだ。検索しただけで出てきた情報量の多さに驚いてしまった。畑の土には肥料が使われる。北海道の農業では、ほとんど輸入した肥料が使われているそうだ。それが前述したウクライナからだったりする。「窒素、リン酸、カリ。」輸入にお金がかかっているのなら、日本で作れないのか、さらに自然のうちに豊かな土壌が作れないか考えてみたいと思った。しかし、この三要素は自然に作ることが難しいのだそうだ。愕然とした。何か自然のサイクルに載せて、楽に生活を営めないものだろうか。そういう楽を自然と考えてしまう。そんな時、「有機肥料がある…」とどこからか、声が聞こえてきた。衝撃である。よく聞く言葉であった。しかし、リンや窒素は有機物ではない。なのにどうやって、おいしい食物を生産できるのだろうと疑問が浮かぶ。マイナビ農業にはこうある。自然界では、特に肥料を与えることなく植物が育っています。そのため、農作物に肥料は本当に必要なのかと疑問に持つ方がいるかもしれませんが、肥料は植物の栽培に欠かすことのできないものです。自然界で植物が育つのは、動物の排せつ物や虫の死骸、枯れた植物などの有機物が、分解・発酵されて養分になっているからです。しかし、人の手による田んぼや畑には、基本的にこうした有機物の循環がありません。そのため、不足している栄養分を肥料で補う必要があるのです。なんかうまく自然で分解・発酵された養分がさーっと畑に流れていく仕組みはないのだろうかと思ってしまう。肥料の高騰による農家負担も減るし、海外依存も減る。内需もどうにか増えないだろうか。ガイアの夜明けでやっていた、金銀銅のリサイクルの話を思い出す。三菱マテリアルとパナソニックの子会社が合同でリサイクル化を進めているという。その中で、いかに両者が損を出さないよう、利益を出せるようプロジェクトを進めるかについても語られていた。肥料についても、そのような形でひとつのサイクルとして成り立たないだろうか。または、ビジネスとしてではなく、自然に任せた形で、自助努力で解決する手段はないだろうか。既存の有機農業はコストがかかるということだ。うまくコストがかからない形でやる方法を模索したい。日本の対GDP比率の国債発行額の話も思い出してしまう。これだから、生産性が低いと言われてしまうのかしら…。